【オリンピックシーズンスケートの使用曲として最も多い】ビゼーの「カルメン」

アデリナ・ソトニコワ・アダム・リッポン・マックス・アーロン
ユリア・リプニツカヤやその他の選手がオリンピックシーズンに
もっとも多く使っている「カルメン」。
カロリーナ・コストナーさんが2011-2012年
安藤美姫さんも2007-2008年のスーケートシーズンに使用しています。

【カロリーナ・コストナー　エキシビション使用曲】
【安藤美姫　フリースケーティング使用曲】
【ケイトリン・オズモンド2012-2013スケート使用】
ジョルジュ・ビゼー作曲　歌劇「カルメン」
浅田真央さんも昔、よく「カルメン」の
「ハバネラ」で滑っていました。

「ハバネラ」は、こちらをご覧ください。
ジョルジュ・ビゼー歌劇『カルメン』より「ハバネラ」

ビゼーは、フランスの作曲家です。
「アルルの女」も彼の代表作です。

ビゼーは、作曲家として成功し始めたころ、
オペラ・コミック座の支配人カミーユ・デュ・クロルから
新作オペラの注文を受け
プロスペル・メリメの小説「カルメン」を元にオペラ
を書きます。

1875年に「カルメン」は、上演されましたが
初演は不評に終わりました。
ストーリーがあまりにも、過激だったためです。
当時、殺人や道徳的でないストーリーは、
受け入れられなかったようです。

その後、台詞がレチタティーヴォにより
改作されたり、ショッキングなストーリーが
話題を呼ぶと、次第に、客が集まるようになり、
今日にまで残る名作になりました。

しかしビゼーは、初演後3ヶ月で37歳の
若さでなくなってしまいます。
原因は、持病のリューマチによる心臓発作だと
言われています。

ビゼーは、早くなくなったため、
色々な版がありますが、
一般的に知られている「カルメン」は、
フリッツ・ホフマンの選曲と編曲
によるホフマン版です。
ホフマン版は、第1組曲と第2組曲からなります。

カルメンの中で有名なのは、
「前奏曲」「ハバネラ」「闘牛士の歌」などです。
「ハバネラ」については、こちらからご覧ください。

「カルメン」は、エレクトーンなら9級から
ピアノでも弾く事ができます。

<ピアノ楽譜>

左は「カルメン」初心者用の簡単ピアノの楽譜です。



<連弾楽譜>

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左は、「ハバネラ」連弾楽譜。
右は、2台ピアノの楽譜です。

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