羽生結弦・オリンピックシーズンスケート使用曲【映画『ロミオとジュリエット』】

フィギュアスケートに使われた曲をクラシックを中心にご紹介しています。
そして、ピアノなどの鍵盤楽器で楽しめる楽譜をご紹介しています。

羽生結弦・オリンピックシーズンスケート使用曲

【映画『ロミオとジュリエット』】
ニーノ・ロータ　ネリー・フーパー 作曲

映画『ロミオとジュリエット』といえば、
1968年に製作・公開されたイギリスとイタリアの合作映画が
一番に頭に浮かぶ人は、多いと思います。

「ロミオとジュリエット」は、ウィリアム・シェイクスピアの有名な戯曲で、
映画は、それをもとに作られています。

「ロミオとジュリエット」は、1936にも映画になっていましたが、
1968年のものは、時代背景や主人公の年齢など、
よりシェイクスピアの原作に近い設定で作られ、名作となりました。

その時、ロミオを演じたのは、レナード・ホワイティング
ジュリエットを演じたのは、オリヴィア・ハッセーでした。
オリヴィア・ハッセーは、まだ15歳という年齢でしたが、
原作のジュリエットも、その若さだったということです。
オリヴィア・ハッセーは、のちに布施あきらと結婚して離婚しています。

そして、「ロミオとジュリエット」は、
1996年に製作されたレオナルド・ディカプリオ主演のアメリカ映画
現代版の「ロミオとジュリエット」があります。

映画『ロミオとジュリエット』をさらに高めたのは、
何と言っても、あのテーマ曲といえます。
とても切ないメロディーが、より映画を引き立てています。
作曲は、ニーノ・ロータ。
彼は、イタリアの作曲家で、
「ゴッドファーザー」の『愛のテーマ』や「太陽がいっぱい」
など、優れた映画音楽を残していますが、本来はクラシックの作曲家で、
死後、クラシックの作品も注目されるようになりました。


羽生結弦さんが、今回スケートで使用している「ロミオとジュリエット」は、
1996年に製作されたレオナルド・ディカプリオのアメリカ映画版です。
この「ロミオとジュリエット」も、シェイクスピアの原作を使っていますが、
時代背景が、現代に変わっています。

音楽は、ネリー・フーパー
ネリー・フーパーは、「ロミオとジュリエット」に根付いている
イメージを崩さないように、上手にニーノ・ロータの作った、
「ロミオとジュリエット」のテーマ曲を使いながら、
現代風にアレンジして新しい世界観を作り上げているといえます。

羽生結弦さんが、スケートで使用しているのは、
現代版の「ロミオとジュリエット」のサントラより、
冒頭部分が２曲目 の「おお ヴェローナ 」

中盤が９曲目 「キッシング・ユー ロミオ・アンド・ジュリエット 愛のテーマ」


最後のステップの部分は、映画『プランケット＆マクレーン』より「脱走」
になっています。

ピアノ楽譜も多数出ていますので、ぜひ演奏にチャレンジしてみてください。

又「ロミオとジュリエット」は、プロコフィエフ作曲のバレエや
チャイコフスキーの交響曲などもあり、
スケートの音楽として使われることも多いので、合わせてご覧ください。

バレエ『ロメオとジュリエット Op.64』より(セルゲイ・プロコフィエフ)
交響曲第4番 幻想組曲『ロメオとジュリエット』(ピョートル・チャイコフスキー)

楽譜　映画 「ロミオとジュリエット」 より 愛のテーマ 00353180／ピアノ・ソロ／輸入楽譜（T） 価格：735円（税込、送料別）

楽譜　HCE-035　愛のテーマ　映画「ロミオとジュリエット」より／N. ロータ 作曲／前田 憲男 編... 価格：4,200円（税込、送料込）

【送料無料】ピアノソロ フィギュア スケート 銀盤のメロディー シンコーミュージック ピアノソ... 価格：1,470円（税込、送料込）